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007の解体

もう映画館で何度も観た、『007 カジノロワイヤル』の予告編。何度観ても、かなり涙します。
いやボンドファンから「ヘン顔」と非難されてるダニエル・クレイグにじゃなくて、音楽に。

映画音楽史上でたぶん一番有名なメロディである「ボンドのテーマ」が、旋律ごとにバラバラにされて、主旋律も副旋律もなくかわるがわる演奏される…それも意外な楽器のアンサンブルで。これは、007を組織解剖して顕微鏡で覗くような迫力です。クローズアップに例えるなら、瞳の虹彩の襞の一本が画面いっぱいにまで拡大されるような感じです。
ここまでバラしきって、また組み立てなおし、一本の予告編用の通しの曲にしてしまった大胆さに毎度脱帽(編集としては先月までかかってた最初のバージョンの方が「きたきたきた~~~っ!!」って感じで好きです)。
映画音楽にもクローズアップ多用時代が到来か…ってまあ、本来ライトモチーフってのはそういう技法であるわけですが。でも、こういう「主役・脇役がない音の使用方法」はかなりキテます。画面にスコアが舞い散ってるような幻覚にとらわれる演奏ですね。

じゃあ本編観に行くんかと聞かれたら、実はかな~りギモンですが…。

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» オリジナル?「カジノロワイヤル」を再鑑賞。新作007公開の前に。 [日々 是 変化ナリ 〜 DAYS OF STRUGGLE 〜]
間もなく、007シリーズ第21作「カジノロワイヤル」が日本でも公開されます。 先週から既にアメリカ公開されており、サイトをちょこちょこチェックしておりました。 今回007が誕生するまでを描くというリスキーな脚本ということで、ヤキモキしていたのですが、評判もおおむね良く、ファンとしてはホッとするところです。 実は、1967年に制作されたもうひとつの「カジノロワイヤル」があります。 こ... [続きを読む]

受信: 2006.11.30 00:31

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